光学フィルム用保護
MK
MKタイプは、非汚染、透明性を要求される光学部材加工工程中の表面保護として、汚れや傷の防止に最適です。
特徴
- 剥離がスムーズで作業性に優れています。
- 剥離後も被着体汚染が殆どありません。
- オートクレーブ処理後も気泡が殆ど発生しません。
- 基材にポリエステルフィルムを用いており、透明性、強靭性に優れており、保護フィルムを貼ったまま検査できます。
主な用途
ARフィルム等、各種光学フィルムの加工工程・検査・運搬時の保護として
構成
特性
項目 | 評価方法 | 単位 | MK38S | |
透明性評価*1 | 透過率 | (%) | 93.3 | |
表面抵抗値*2 | (Ω) | 2.3×109 | ||
接触角 | 無垢AR表面:92.4°*3 | (°) | 93.0 | |
オートクレーブ処理後 | 気泡発生数*4 | (個/20cm□) | 0 | |
粘着力(N/cm) | 対ARフィルム | 初期(RT×30min) | (N/cm) | 0.020 |
永久(RT×24h) | 0.022 | |||
RT×500h後 | 0.028 | |||
80℃×500h後 | 0.049 | |||
粘着力(N/cm) | 対PETフィルム | 初期(RT×30min) | 0.031 | |
永久(RT×24h) | 0.030 | |||
RT×500h後 | 0.032 | |||
80℃×500h後 | 0.045 |
*1セパレーターを剥離した状態で測定。
*2JIS K6911 準拠
*3保護フィルムをARフィルムに貼合し、24時間後に保護フィルムを剥離した後のARフィルム表面の接触角を測定。
*4保護フィルムをARフィルムに貼合し、70℃×0.6MPa×30分処理後の気泡発生数をカウント。
※上記は測定値であり、保証値ではありません。