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サーモスケール

熱分布測定は、点から面へ。
熱分布を色の変化で簡単に判定できる画期的なフィルムです。
従来では困難な測定箇所にも簡単に測定可能です。

構造

下図のように支持体の片方に感熱発色層と保護層が設けられています。この非光沢面を熱源に接触させて下さい。発色分布の観察は光沢面側から行って下さい。

サーモスケール200C

原理

熱により顕色剤が溶解するとともにマイクロカプセル壁に物質透過性が発生することで顕色剤がカプセル内部に進入し発色剤と化学反応することにより発色します。

サーモスケール200C

使い方

  • 1.必要な形(長さ)に切り取ったサーモスケール(フィルム)を測定したい部位に置く(あるいは挟む)。

  • 2.そのまま通常通りに装置・機器を稼働させ、熱源に接触させる。
    ※非光沢面を熱源に接触

  • 3.熱分布に応じてサーモスケールが反応し発色。

  • 4.サーモスケールを取り出し、発色分布から熱分布を目視で判定。
    ※光沢面側から観察

仕様

お客様のご使用条件(接触時間、部材材質、圧力や風の流れなど)によっては、ご使用可能な温度範囲は変わる場合があります。

種類 使用温度範囲 支持体 厚さ 製品サイズ
ロールタイプ(幅×長さ) シートタイプ(縦×横)
サーモスケール200C 150℃~210℃※1 PEN 0.09mm 270mm×5m 270mm×200mm(5枚)
サーモスケール100 80℃~105℃※2 PET 297mm×10m -
  • ※1接触時間5秒~20秒にて
  • ※2接触時間1秒~10秒にて

パッケージ

サーモスケール200C

サーモスケール100C

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